溶剤系塗料と水系塗料の違いは?

水系塗料とは水で希釈可能な塗料で、溶剤系塗料は溶剤(シンナー)で希釈可能な塗料です。溶剤系塗料は、塗料中に含まれる有機溶剤(トルエン、キシレン等)の影響で塗装時における周辺への臭気拡散や消防法上の取扱い制約等の問題があります。
水系塗料は塗装時における周辺への臭気も少なく、取扱い上の制約がありません。最近では一部の状況(屋根用の下塗り、鉄部のサビ止め等)を除きほとんど水系塗料を使用しています。欠点としては周辺環境(温度、湿度等)の影響を溶剤塗料よりも若干受けやすいことがあげられます。

上塗り塗料の性能とは

上塗り塗料には様々な樹脂系がありますが、そのおおまかな特徴は以下の通りです。
■アクリル樹脂塗料…安価で幅広く使用されていますが外部用としては長期耐久性に不安があります。
■ウレタン樹脂塗料…バランスのとれた性能でアクリルより耐久性が高い塗料です。
■シリコン樹脂塗料…耐候性、耐熱性に優れ、ウレタン樹脂塗料よりも更に高い耐久性があります。
■フッ素樹脂塗料…高耐久性が期待できる高級な塗料です。

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